メンバーが出場したレースのレポートをお送りしています。
2003年度レポートはこちら♪
Ironman WorldChampionShip 2002 in Hawaii(10月19日)
by 池形 成信

順位は総合158位。日本人15位でした。
 この数字では伝わりにくいと思いますが,私なりに,現在のベストを尽くしたつもりです。
 レースの展開としては,まずスイムは,55分台で40位前後でした。日本人トップグループになります。このあたりは,本当に団子状態で,100位ぐらいまでは僅差だった様に思えます。世界の層の厚さを感じました。
 バイクに移り,とにかくスピードの速さに驚くばかりでした。私のショートのスピードよりはるかに速いスピードで抜いていく外人プロ選手たちの背中を見て,これまたがっくり。しかし私も今シーズンはバイクを中心にトレーニングしてきた上,仕上がりも上々だったので,次第にペースも上がっていきました。
 30km地点までは日本人トップでその後,谷新吾さんに追いつかれましたが,その後は同じぐらいのペースで行けました。
 だんだん集団が崩れ,選手もまばらになってきました。90 km近くで折り返しがありました。そのときは多分70位前後だったと思います。折り返してから数分後に宮塚さん,田村嘉則さん,井手晋一さん,柴田卓也さん,藤原裕司さんらとすれ違いました。
 しかし,140km地点で失速してきました。エネルギー不足でもなく,水分不足でもなく,オーバーペースでもなく。調整がうまくいかなかったことによる筋肉疲労からくるものでした。そこらで宮塚さんに追いつかれ,バイクゴール付近では井手さんにも追いつかれました。
 トランジットを終え,今年の宮古島と同様,かろうじて歩かない程度で重い体を引きずっていたところ,数km地点で日本人トッププロ集団にあっさり抜かれてしまい,みるみる追い抜かれてしまいました。その結果158位です。ちなみに谷さんは25位,田村さん35位,宮塚さん36位,藤原さん38位,柴田さん41位でした。
 しかし,自我自賛だとは思いますが,今回のハワイの大舞台で私が選んだ戦略は,無難に日本人上位をねらうのではなく,いちかばちかで世界に挑戦することであり,その積極性について高く評価したいと思っています。
 ハワイで痛感させられたことは,日本人の弱さです。次回も日本人トップをねらうようなことはしません。来年もまた,積極的なレース展開で,そのままペースを持続し,日本人前人未到の域までがんばりたいと思います。もしかしたら…そんなレースをしたいと思います。
 また,自信がついたこともありました。「いける!」の一言です。
手応えは十分ありました。少なくとも日本のトッププロとは対等に張り合えるようになったことです。そしてまだまだ強くなれる予感がすることからも自信につながりました。
 今,ハワイが終わって本当のシーズンオフになりましたが,これほどオフで意識が高まった年度はありません。あとは故障しないように攻めるのみです。
 来年は,アイアンマンニュージーランド,宮古島,アイアンマンジャパン,ロング日本選手権,ロング世界選手権,ハワイと計画を立てています。
 世界を代表するトライアスリートをめざし,がんばっていきます。これからも応援よろしくお願いします。
 

  

神戸の岩佐一安さんという方が撮ってくれた写真です。
他にもハワイの写真をたくさん撮ってらっしゃいますよ!
見たい方はこちら! 2002 IRONMAN HAWAII の写真集 by 岩佐一安
アイアンマンハワイ

ロングディスタンス日本選手権 in 佐渡(9月1日)

毎年出場しているロングの日本選手権に今年も行ってきました。今までにない仕上がり臨んだレース。結果、これまでの最高位である2位になりました。
そして念願の世界選手権日本代表権利を獲得しました!
しかしトッププロが出場してないのが残念です。
やはり勝負はハワイかな。  

佐渡国際トライアスロン大会
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