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第十回浦島太郎 [結果が全て!これホント?]
8月13日(金)
今回はバイクポジションについてのはずでしたが、あまり気分が乗らないので変更。 最近の暑さのようにダラダラいきます。
しんごの新コラム「なんせ時間がないんで!」という男気を売りにしたライバルが現れたので、こちらも短めコラムで対抗しようか、なんて考えています。
トライアスロンに限らず、人は謙虚さを忘れてはいけないという、ちょっと偉そうな話を簡単に展開してみます。
丁度今、アテネオリンピックで日本人選手達、日本人に限りませんがみんな喜々とした表情で画面に出てきています。
みんな結果を求めますが、彼女達、彼らにとっての財産とは、本当の所結果ではないと思います。
普通では体験できない事を自分の努力の過程として、体験しているという事実が財産になるのだと思います。
選手達はみんな若いから、結果が出ると、有頂天になって、おれが一番だと声高々に吠えるでしょう。
でも、本当に賢く、現実を消化できる人は、勝てば勝つほど謙虚になるのではないでしょうか。
そうならない人は、ただの運動バカです。
20年たって、人に優れるものがなくなった時に、尊敬できる人になっているかどうかは、
そんな謙虚さと、自分の努力の意味を本当に吸収出来た人だと思います。
これはスポーツに限らず、どんな小社会、共同体でも言えることでしょう。
他の人より、人間の能力のほんの一部が長けているとして、それを生かす努力を惜しまない人が優秀な人です。
おれより、わたしより速い、遅いより、おれより、わたしより(人知れず)努力しているという内面に着目しましょう。
遅くても歯を食いしばってがんばって練習している人、吐くまで追い込んでいる人(チェリー皮腹おまえだ!)、それでいて謙虚な人、そんな人は尊敬すべきです。
他人と自分を比べるのなら、そういう本質的な内面に目を向けましょう。
IRONMANのDVDからの受け売りですが、
SWIM, 2.4 miles
BIKE, 112 miles
RUN, 26.2 miles
BRAIN, for the rest of your life.
写真はVIKING EAST第三回練習会、大井埠頭にて
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